将棋の青野九段が800勝 71歳、現役最年長
将棋の現役最年長棋士、青野照市九段(71)が20日に東京都渋谷区の将棋会館で行われた対局に勝ち、公式戦通算800勝(895敗)を達成し、将棋栄誉敢闘賞を受賞した。日本将棋連盟によると史上26人目で、71歳での到達は最年長。 青野九段は1月の第82期名人戦順位戦C級2組で敗れ陥落が確定、規定により引退が決まっている。対局が組まれている残りの棋戦で敗退した時点で引退となる。 静岡県焼津市出身。1974年にプロ入りし、順位戦最上位のA級には通算11期在位した。タイトル経験はないが、一般棋戦の優勝は4回。日本将棋連盟の専務理事などを務めた。