休業要請を段階解除 大阪・吉村知事が会見(全文3)宣言解除後も大阪モデル続ける
特措法の改正は重要ではないか
関西テレビ:その時期のことを思い出すとですけれども、知事はもちろん緊急事態宣言を出してくれというふうにおっしゃってましたし、一方で特措法がちょっとぽんこつやというような発言も繰り返されていました。例えばICUをつくるとかっていう、今ちょっと落ち着いた段階でやるべきことを幾つか出してますが、特措法の改正っていうのもすごく重要なことではないかと思うんですけど、その辺りはいかがでしょうか。 吉村:ぜひやってもらいたいと思いますね、特措法の改正については。でも、この間ずっと僕も、この休業要請に対しては補償が要るんじゃないのっていうふうにずっと言い続けましたけども、そこもなかなかやっぱりこれ、自民党、公明党、与党の中で、政府与党で変わってきませんでしたから、この特措法自体が法改正されるっていうのは、ちょっと可能性としては少ないだろうと思ってます。 ありうるとするならば、新たな法律の制定ですよね。ロックダウンも含めて、今回ロックダウン、法律にはないですけど、そういった休業要請も結局はお願いベースなので、もう少し違うステージの法律を制定する動きというのは、これは出てきてしかるべきじゃないかなと思いますし、これは落ち着いて、今は緊急事態宣言期間中ですけど、それが過ぎた段階では僕自身も問題提起はしていきたいとは思います。
知事会も使ってということになるのか
関西テレビ:それはやっぱり知事会も使ってというような形になるんでしょうか。 吉村:緊急事態宣言が終わった段階でいったん考えるということになるでしょうね。今は特措法に基づいてやってますから、今、僕が言い出しても混乱するだけなので、そこでいったんぐっとグリーンステージが、緊急事態宣言が解除されて次どうするのっていうステージのときには、そういう問題提起はしていきたいと思います。今はしません。タイミングじゃないと思ってるんで。でも、必要だとは思ってます。 司会:次のご質問をお願いいたします。