レオパレスが第三者委報告後に会見(全文2)顧客本位の企業風土に
賃貸アパートの施工不良問題で、レオパレス21は29日夕方、第三者委員会による最終報告書の公表後に記者会見を開いた。 【動画】施工不良問題 レオパレスが第三者委の報告後に会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「施工不良問題 レオパレスが第三者委の報告後に会見」に対応しております。 ◇ ◇
コンプライアンスファーストが基本方針
宮尾:以下、方針等がございますので、次ページ目からご説明申し上げたいと思います。最初が、先ほど申し上げました顧客本位の企業風土に向けての醸成というものでございます。基本的には顧客目線に立ちまして、お客さまから感謝される価値を提供する、そういったものが当社の社会的な意義だと認識をしております。 そのために、今回のこの界壁施工問題というのが過去の事案として捉えるわけではなく、今後も当社が顧客の目線に立ち、当社の社会的意義を達成すべく、当事者意識あるいは危機感を持って臨んでまいりたいというふうに思っております。 それからその下でございますが、先ほど申し上げました、顧客から感謝される価値を提供するといったことにつきまして、施工不備というものではなく、全ての商品、あるいはサービスの提供、企業活動を行っていくことについて、役職員全員が同じ認識を持つように心掛けてまいりたいというふうに思っております。 続く14ページ目でございますが、基本方針としましては、お客さまにご満足いただける商品・サービスを提供する上では、コンプライアンスファーストというものが基本方針として認識をしております。今年の1月にも経営方針というものを、メッセージを役職員に発信をしておりますが、今後も経営トップからコンプライアンスファーストに関するメッセージを、あらゆる機会を通じて発信をしてまいりますし、後ほど述べますが、従業員との対話等を通じてこの定着を図ってまいりたいと思います。 また、一方的な発信ということですとなかなか定着が厳しいということも考えられますので、下のとおり、コンプライアンスへの取り組み姿勢に関しまして社員の評価として捉えていきたい、意識付けというのを上だけではなく全員で行えるような、そういった人事評価を検討してまいりたいと思っております。 では、続きでございますけれども、3番目といたしましては、ステークホルダーとの対話の実施ということでございますが、まず2つ、上段と真ん中でございますが、これはステークホルダーの中の従業員でございます。従業員との積極的な対話を推進してまいりたいというふうに思っております。これまでも従業員との対話の機会というのはございましたが、この開催の頻度、あるいは時間、こういったものを拡充し、いっそうの活性化を目指してまいります。