「卵が50円安いから」と、妻が20km離れた“隣町”まで車で買い物に行きます。ガソリン代を考えるとむしろ「損」な気がしますが、実際どうなのでしょうか?
損だとしても無理やりやめさせる必要性はない
お金や手間を考えると、今回のケースでわざわざ車を運転するのは金銭的に損だと言えそうです。とはいえ、妻に無理やり隣町までの車による買い物をやめさせるのが良いかというと、必ずしもそうではありません。 確かにお金の面では損かもしれませんが、ドライブが趣味だったり、少しでも安く買い物をすることに対して幸せを感じていたりするかもしれません。ショッピングや旅行、推し活など、ほかにお金がかかる趣味は数多くあります。頻度も少ない隣町への買い物がストレス発散になるのであれば、ガソリン代はむしろ安いという考え方もできるでしょう。 また、もしかすると卵以外のお買い得品を効率的に購入し、今回のシミュレーションよりはガソリン代との価格差を埋めている可能性もあります。 妻の様子を窺いながら、隣町への買い物を楽しそうにしているのであれば、無理にやめさせずに好きにしてもらえば良いでしょう。 出典 JA全農たまご株式会社 相場情報 経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査 厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部