関空、施設使用料4/1に改定 T1国際・国内線
関西空港を運営する関西エアポート(KAP)は、旅客施設使用料(PSFC)を2025年4月1日発券分から値上げする。引き上げ対象はリノベーション工事を進めている第1ターミナル(T1)で、改装のほか物価高騰などにより2-3割程度の値上げとなる。 【写真】オープンした関空新国際線出発エリアの回遊型免税店 国際線のPSFC(税込)は、出発が1人あたり大人3310円(改定前は2780円)、子供1660円(同1390円)、乗り継ぎは大人660円(同560円)、子供330円(同280円)。国内線のPSFC(税込)は、出発と到着それぞれ1人あたり大人560円(同440円)、子供280円(同220円)に改定する。 いずれも4月1日以降に発券された航空券が対象。3月31日以前の発券分は、現行料金を適用する。航空券に含める「オンチケット方式」で徴収する。 関空のPSFC値上げは消費増税を除き、T1国際線は1994年の開港以来、国内線は2018年の徴収開始以来となる。
Yusuke KOHASE