ガンダムが宇宙から東京五輪を応援 組織委が会見(全文1)ISSから超小型衛星を放出
プロジェクト連携体制と概要
ナレーション(アムロ・レイ):東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、「ONE TEAM PROJECT」とは、日本を代表するさまざまなクリエイター、イノベーターが東京2020大会へ向けたそれぞれの思いを、映像を通して大会を応援する特別プロジェクトで、オリンピック・パラリンピックへの機運を盛り上げています。2018年3月、「宇宙から東京2020エール!」企画第1弾として、漫画『宇宙兄弟』作者、小山宙哉先生の協力を得て制作した『宇宙兄弟』のパラパラ漫画をISSに運び込み、「東京2020応援パラパラ漫画」は無重力の宇宙でもパラパラするのかという実験を金井宇宙飛行士に行っていただきました。 そして今回、東京大学とJAXAとのコラボレーションにより「ONE TEAM PROJECT」、「宇宙から東京2020エール!」企画第2弾として、「G-SATELLITE宇宙へ」を実施することが決定しました。アムロ、宇宙へ行きます。 司会1:ということで、オープニングはシャア・アズナブルが、そしてこのパートではアムロ・レイが登場となりました。「ガンダム」のプロジェクトらしい志向で、まずは「ONE TEAM PROJECT」をご説明いたしましたが、ここであらためまして今回の第2弾、「G-SATELLITE宇宙へ」で2020組織委員会が連携する2つの組織についてご説明させていただきます。 1つ目は今回初めて連携に参加する東京大学です。後ほど企画概要を説明していただきますが、中須賀真一先生の航空宇宙工学研究室を中心としたメンバーには、本企画の中核、ガンダムとシャアザクを搭載する小型衛星の開発をしていただきます。 続いて前回の金井宇宙飛行士のISS中のイベントに引き続き連携するのが、私たち、国立研究開発法人、宇宙航空研究開発機構、JAXAです。2020組織委員会とJAXAは協力覚書を締結し、金井飛行士のISS滞在から活動を実施してきました。今回、東京大学が開発する小型衛星は、JAXAが運用するISS「きぼう」日本実験棟から宇宙空間に放出される予定です。以上、プロジェクトの連携体制と概要についてお話をさせていただきました。