【老卒採用】65歳以上の働くシニア「応募できる企業が少ない」が約3割…60歳代と70歳代「貯蓄と年金」は平均いくら?【年齢別一覧表】
【年金】60歳代・70歳代シニアが受給している年金額はいくら?
老後には、自営業者やフリーランスは老齢基礎年金を、会社員や公務員は老齢厚生年金を受け取ります。 厚生労働省が公表した「厚生年金保険・国民年金事業の概況」より、60歳代と70歳代の年金受給額を確認しましょう。 ●60歳代【年齢別】国民年金・厚生年金の受給月額 60歳代を年齢別にみると、それぞれの年金額は以下の通りです。 国民年金 ・60歳:4万2616円 ・61歳:4万420円 ・62歳:4万2513円 ・63歳:4万3711円 ・64歳:4万4352円 ・65歳:5万8070円 ・66歳:5万8012円 ・67歳:5万7924円 ・68歳:5万7722円 ・69歳:5万7515円 厚生年金 ・60歳:9万4853円 ・61歳:9万1675円 ・62歳:6万1942円 ・63歳:6万4514円 ・64歳:7万9536円 ・65歳:14万3504円 ・66歳:14万6891円 ・67歳:14万5757円 ・68歳:14万3898円 ・69歳:14万1881円 ●70歳代【年齢別】国民年金・厚生年金の受給月額 70歳代を年齢別にみると、それぞれの年金額は以下の通りです。 国民年金 ・70歳:5万7320円 ・71歳:5万7294円 ・72歳:5万7092円 ・73歳:5万6945円 ・74歳:5万6852円 ・75歳:5万6659円 ・76歳:5万6453円 ・77歳:5万6017円 ・78歳:5万5981円 ・79歳:5万5652円 厚生年金 ・70歳:14万1350円 ・71歳:14万212円 ・72歳:14万2013円 ・73歳:14万5203円 ・74歳:14万4865円 ・75歳:14万4523円 ・76歳:14万4407円 ・77歳:14万6518円 ・78歳:14万7166円 ・79歳:14万8877円 一般的な年金受給開始年齢である65歳以降をみると、年齢があがるにつれ平均月額が上がる傾向が見受けられます。 また、厚生年金は収入に応じた保険料を支払うため(上限あり)、個人差の大きさが特徴といえるでしょう。 次章では、貯蓄額は60歳代と70歳代で違いが見受けられるか確認していきます。