W杯得点王の証し「ゴールデンブーツ」持参…なでしこMF宮沢ひなたが地元でサッカー教室開催
パリ五輪に臨むサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーに選出されたMF宮沢ひなた(マンチェスターU)が23日、地元の神奈川・南足柄市で、小学生対象のサッカー教室「南足柄サッカーフェスタ」を開催した。 * * * スターの凱旋(がいせん)に地元が沸いた。23年W杯で5ゴールをマークし得点王に輝いた宮沢は、生まれ育った南足柄市でのサッカー教室を自ら企画。シュート練習やミニゲームを盛り上げたほか、サインや写真撮影にも30分以上応じるなど、地元の子どもたちと積極的に触れ合った。会場にはW杯得点王に贈られる「ゴールデンブーツ」も持参。地元のスターとして、子どもたちとの交流を楽しんだ。 宮沢は「多くの方々が来てくださり、うれしかったです。自分たちも小さい頃からこのグラウンドでサッカーをしていたので」と感謝。幼少期に泥まみれになりながらサッカーを楽しんだ思い出の地で、プロの技を披露。「すごく楽しかったです」と笑顔で振り返った。 W杯後の大けがを乗り越え、パリ五輪に間に合わせた。イベント中は、子どもたちだけでなく保護者や関係者からも声をかけられ、五輪に向けた激励を受けた。主力として期待されるアタッカーは「1番いい色のメダルを南足柄に持って帰りたい」と誓った。
報知新聞社