セリエAはやはりユベントスが「本命」だ【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
ユーベはモラタを獲得してディバラが土壇場移籍も?
ユベントスは開幕戦でサンプドリアに3-0と快勝。ピルロ新監督(右)の経験不足が気掛かりとはいえ、C・ロナウド(左)らを擁する戦力は図抜けている。(C) Getty Images
9月19日に開幕した新シーズンのセリエAをクロゼッティ記者が展望。ビダルやハキミらを補強したインテルや、継続路線のラツィオとアタランタも興味深いが、スクデットの本命には絶対王者のユベントスを挙げている。(文:マウリツィオ・クロゼッティ/訳:片野道郎 2020年10月1日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イタリア』を転載) ―――◆―――◆――― 世界的なコロナ禍とその影響による数々の困難を経て、新しいシーズンが始まった。日程的にも、またスタジアムの入場者制限をはじめとする厳しいプロトコルの制約下にあるという点でも、まだ「サッカーのある日常」が完全に戻ってきたとは言えない。しかし少なくともイタリアでは、街に人々が出歩き、学校が9月の新学期から再開し、そして毎週末のセリエAが生活のリズムを刻むという、「コロナ以前」の状態への復帰が着実に進んでいる。
本文:4,811文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。