トランプが変える地球経済 Forbesが見た歴史的転換への道
TRUNP’S HISTORY
■TRUNP’S HISTORY トランプ大統領再選までの道のり ・1946年(0歳)問題児だった子供時代 ドイツ系移民3世としてNYクイーンズで誕生。不動産業で財を成した家庭に育ち、教師を殴る悪童時代を経てペンシルベニア大ウォートン校に進学。 ・1971年(25歳)商才と七光りで事業拡大 卒業後は父が経営する不動産会社に入社し、25歳で社長に。NY中心の高級不動産開発で事業拡大。82年Forbes400に父と初登場。 ・1985年(39歳)冬のホワイトハウス購入 フロリダ州パームビーチにある冬のホワイトハウスと呼ばれる大豪邸マール・ア・ラーゴを購入。その3年前にはトランプタワーをマンハッタンに竣工。 ・2004年(58歳)カジノ事業失敗で破産 カジノ事業の失敗で90年代に2度の破産申請。しかし04年からリアリティ番組「アプレンティス」の司会を通じ、全米で認知度を獲得した。 ・2017年1月(70歳)大統領第1期スタート 番組成功の余勢を駆り、米45代大統領選出馬。民主党のヒラリー・クリントンを破り、実業家で公職経験ゼロの経歴をもつ異色の大統領に。 ・トランプの壁 「アメリカ第一主義」を掲げ、移民流入規制を強化。大統領就任直後にメキシコ国境沿い約3200kmに壁を建設するよう大統領令を発した。 ・2018年(71歳)法人税減税と関税追加 17年に法人税率を35%から21%に引き下げ。さらに18年には鉄鋼など特定製品に関税を賦課。米国内企業の競争力を上げ、国内産業を守る政策を実施。 ・2019年6月(73歳)金正恩と3度会談 北朝鮮の金正恩委員長と板門店で会談。18年シンガポールで史上初の米朝首脳会談実施にはじまり、約1年で3度非核化に向け話し合った。 ・2020年5月 超特急のワクチン開発 「ワープスピード作戦」でコロナワクチンの迅速な開発を推進。最短5年の開発期間を1年弱に圧縮し、20年末にはワクチン2種の使用が承認された。 ・2020年8月~9月(74歳)アブラハム合意 イスラエルとアラブ諸国の国交を正常化する協定を締結。イランの脅威に対抗するためイラン包囲網を構築。中東情勢の安定化を図った。 ・2020年9月 中絶の否定 20年9月までに保守派の最高裁判事を3人指名。73年最高裁が人工妊娠中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド判決」を覆す要因となった。 ・2021年1月 議会襲撃 20年の大統領選でトランプはジョー・バイデンに敗北。翌年1月6日、トランプ支持者らが選挙結果の確定を妨害するため米連邦議会を襲撃した。 ・第1期終了 21年1月20日、トランプは第45代米大統領を退任。ビデオメッセージで「我々は想像されていた以上のことを成し遂げた」と語った。 ・2024年11月(78歳)米大統領に再選 24年の米大統領選で激戦州7つをすべて制し、民主党のカマラ・ハリス副大統領に圧勝。25年1月、4年ぶりに米大統領に返り咲く。
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