阪神・藤川監督 前川3四球「選んだことに、実はすごく価値がある」 山田「各コーチからの評価もすごく高い」【一問一答】
「阪神紅白戦、白組2-1紅組」(16日、安芸市営球場) 阪神・藤川球児監督(44)が16日、紅白戦で決勝適時打を放った2年目の井坪陽生外野手(19)を絶賛した。走攻守すべてそろっている点を挙げ、同学年の巨人・浅野にも「見劣りすることがない」と評価した。藤川監督の一問一答は以下の通り。 ◇ ◇ -雨だったが紅白戦ができた。 「ファンの方の思いが届いたのと、選手たちも実戦練習をやりたがっていた。最後までできて良かった。みんな必死ですね」 -山田が1番でアピールした。 「各コーチからの評価もすごく高い。チームとしては、さらに育成をかけていくような選手だと思っている」 -最終クールは来春キャンプの選考の場。山田の1軍キャンプの可能性は。 「現状ではどうですかね。彼の3年後、4年後を見ていかないといけない。その他の選手の現状の能力を見比べて。順序はまた帰ってからゆっくり考えます」 -選択肢を残しつつ。 「勝てる布陣を組む上で全体像がありますから。1軍のベンチに座っているということは、試合に出場できる機会が少ないということになる。彼のためにならないケースというのが当然あるので、他の選手と(の兼ね合いを)考えてですね」 -前川は3四球を選んだ。 「3つフォアボール選んだことに、実はすごく価値がある。まだまだ伸びていく選手ですからね」 -井坪が競争に入ってくる可能性は。 「競争とは全く考えてない。戦う上で必要な戦力かどうか。采配を振るにあたって、チームの布陣を組んだ時に必要かどうか」