“クイズ界最強の双子”東問・東言「QuizKnockは自己表現を認めてくれる場」現役大学生のふたりが動画に出続ける理由
2021年に新メンバーとしてQuizKnockに加入し、2022年にYouTubeに初出演して以来、「クイズ界最強の双子」として視聴者から愛されている東問・言兄弟。 【写真】双子の東問&言、仲良し2ショット 現在発売中の『Quick Japan SPECIAL:QuizKnock「僕たちの現在地」』から、東問・言インタビューの一部を特別に公開。現在のQuizKnockに欠かせない存在となったふたりに、加入直後のことや活動の楽しさを聞いた。
QuizKnock出演は“案の定”。プレッシャーはなかった
──東問さん・言さんがQuizKnockに入ったのは、動画企画制作メンバーの森(慎太郎)さんに誘われたのがきっかけだったと聞いています。言さんは加入直後のインタビューで「案の定、QuizKnockに出てる」という表現も使っていましたが、動画に出演することは初めから想像していたんですか。 問 僕はクイズを制作するチーム、言は企画チームとして入ったので、最初から動画に出ようと思ってQuizKnockに入ったわけではないんですよね。ただ、クイズって出すより解くほうがおもしろいんだよな、とは常々思っていて。 言 入ってから半年ほどで「動画に出ないか」と誘ってもらえたので、そういう意味では“案の定”だったっていう。 ──おふたりは高校生のころから視聴者としてQuizKnockの動画を観ていたそうですが、すでにファンのたくさんいるQuizKnockに入ることへのプレッシャーはありませんでしたか? 言 それはまったくなかったですね。 問 僕も。よくないことかもしれないんですけど、僕は視聴者心理みたいなものがあまりわからないまま動画に出たので、「問・言が動画に出始めてからQuizKnock観なくなっちゃったな」という人がいることにもあとから気づいたんですよね。必ずしも僕らのことが嫌いとかじゃなくても、チームの変化が肌に合わない人も中にはいるんだなって。 言 それは『東大王』のときも同じで。『東大王』はやっぱり伊沢(拓司)さんや鶴崎(修功)さん、水上(颯)さん、鈴木(光)さんが出ていたころの第2シーズンのファンが多いなかで、僕たちはあとから入っているから……。QuizKnockの場合も、同じように「あのころが好きだったのに」という人もいるだろうなというのは、僕はなんとなく想像していました。 問 コンテンツの人気って、属人的な人気なのか、企画内容や作っているものに対する人気なのかが分かれるところだと思うんですけど、僕たちふたりが何かを評価するときは後者の価値観に基づいていることが多いんです。 だから、新しいメンバーが入ってきたとしても、その人たちがおもしろいことをやってさえいれば、僕らはそれを観たいと思うタイプなんですよね。そういう意味では、プレッシャーみたいなものはQuizKnockに加入するまでもそんなになかったですし、今もないですね。