四季報「新春号」で要チェック、月足チャートに注目の5銘柄
四季報オンライン
『週刊東洋経済』2022年12月17号 (12月12日発売)では「総力戦で勝つ! 株の道場」を特集。12月16日に発売となる 『会社四季報』2023年1集(新春号) のデータを先取りする形で、2023年相場の攻略法などを解説している。その中から本記事では、『会社四季報』の銘柄ページ上部に掲載している月足チャートを使った銘柄選別術を紹介する。長期上昇が期待できる銘柄を選ぶときに重要なことは主に2つ。まず、今の株価が過去と比べてどの水準に位置しているかを確認すること。次に、過去に繰り返してきた相場のうねりや特性を見極めること、である。 株価の将来の値動きを決めるのは需給だ。その需給は銘柄によって異なる。同一銘柄であっても株価水準によって異なる。 長期上昇が続くのか、上昇が短命に終わるかを判断する際は、日足(1日の株価の動きを示すローソク足)で、1年程度の値動きを振り返るだけでは不十分だ。月足(1カ月の動きを示すローソク足)を使い、最低でも過去10年以上の値動きを振り返るのが望ましい。
本文:2,280文字
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千野 利休