【山口天気 朝刊11/7】二十四節気の「立冬」らしく 冬に一歩近づくような肌寒さに 厚手の上着で寒さ対策を
●今朝も山間部を中心に、最低気温が10度を下回る冷え込みに ●北からの冷たい空気が流れ込み、最高気温は各地で17度前後と、冬に一歩近づくような肌寒い一日に。身体を冷やさないようご注意を ●あす8日(金)の朝は、今朝よりもさらに冷え込み、早くも今シーズン一番の冷え込み更新!? ==========
昨夜は、西日本付近に目立った雲はありませんでしたが、この時間にかけて、少しずつ雲が広がってきました。 日本海にはあまり規模は大きくありませんが、大陸からの寒気の流れ込みによる、すじ状の雲が見えます。
この冷たい空気の流れ込みにより、現在県内各地で冷え込んでいます。 きのう6日(水)のこの時間よりも、一層冷え込みが強まっていて、山間部を中心に一桁の気温となっています。その他の各地でも10度前後と、県内では広く今シーズン一番の冷え込みとなりました。
きょう7日(木)は西に高気圧、東に低気圧の、冬によく見られる西高東低の気圧配置。県内付近は等圧線が縦に伸びていて、日中も北からの冷たい空気が流れる見通しです。
このため気温の上がり方が鈍くなる予想です。山口市では最高気温が19度にとどまり、日中も厚手の上着の出番となりそうです。 その他、各地の最高気温は、きのう6日(水)よりも2~3度ほど低くなるところが多く、山間部では15度に届かないところもあるでしょう。
午前中、日本海側を中心にやや雲が目立ちますが、午後からは各地で青空が広がり、秋晴れとなる予想です。
あす8日(金)の朝は、今朝よりもさらに冷え込むと見込んでいます。県内の広い範囲で10度を下回り、早くも今シーズン一番の冷え込みを更新する見通しです。 週末になると厚い雲が広がりやすく、10日(日)を中心に、にわか雨の心配がありますが、来週は天気が回復し、連日秋晴れの空模様に。朝の冷え込みも和らぎ、過ごしやすい陽気が続く見通しです。
紅葉だよりです。 長門峡や毛利氏庭園なども、色付きが進み始めました。あす8日(金)にかけての冷え込みで、色づきはさらに加速しそうです。 (KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)