【ガールズケイリン】西脇美唯奈「こういう展開は練習してました」―27日に向日町競輪F2・2日目
京都向日町競輪場では6月26日からの「やっぱ!オズパ!杯 京紫陽花賞」(F2)でガールズケイリンが行われている。 初日の予選1・6Rは打鐘で先手を取った竹野百香(21)=三重・124期=を、吉村早耶香(26)=静岡・112期=が最終2コーナーからまくって白星スタートを決めた。7Rは打鐘で前を切った森内愛香(24)=大阪・118期=を西脇美唯奈(22)=愛知・120期=が叩いて先行。後位からまくった岡本二菜(26)=東京・118期=を追った太田瑛美(23)=三重・120期=が差し切って1着を奪った。 西脇は踏ん張って3着を確保。「強いメンバーの中で確定板に載れて良かったです」とニコニコ。「先行したかったし、こういう展開は練習していたので成果が出て良かった。ジメジメとしたコンディションで走る前は不安だったんですけど、走ってしまうと大丈夫でしたね」とホッとした表情も浮かべていた。 21年5月にデビューしてから4年目に突入。最近は動きが良くなって7強入りの常連となっている。「1年目はまくりで勝てたり、確定板に載れていました。でも、2年目にコロナにかかって体調を崩してからダメになって…。長い目で見ると自力で勝てないといけないと思って、練習を変えたんです」というのが成長の要因のようだ。 「最初の頃はボロボロだったけど、最近はペースが分かってきた。もっとレースに慣れていきたい」と欲も出てきた。優勝は昨年12月の埼玉・西武園で4度目を挙げて以来ない。もちろん目指すは5V目だ。予選2・6Rも気を抜かずに臨む。
報知新聞社