実は皮ごと食べるのがよい？老化防止におすすめな【ザクロ】の食べ方を管理栄養士が解説

ザクロは、その美しい赤い果実から「食べられるルビー」と称されるほど、見た目も華やかなスーパーフードです。特に30-40代の女性にとって、老化対策として注目の存在です。今回は、ザクロの魅力と簡単なとりいれ方をご紹介します。 〈写真〉実は皮ごと食べるのがよい？老化防止におすすめな【ザクロ】の食べ方 ■ザクロの魅力 ザクロには抗酸化物質であるポリフェノールが豊富に含まれており、肌の老化を防ぐ強力な味方となります。特に、ザクロのエラグ酸は肌の弾力を保つコラーゲンの生成を助け、シワやたるみの予防に効果的です。ビタミンCも豊富で、肌の透明感をアップし日焼けによるダメージから肌を守ります。 ■皮こそ食べてほしい 特にエラグ酸が多いので、皮ごと食べると効果的。生の果物の場合は皮が口に残り違和感がある方は、ミキサーにかけたりジュースなどで摂りましょう。 ■さらにアンチエイジング ザクロのエラグ酸は、腸内でウロルチンAになります。このウロルチンAには、エラグ酸よりアンチエイジ効果を発揮します。腸内で生成されるため腸内環境が良くないと作られません。 ■ザクロの活用法 ザクロの濃縮やストレートのものをご用意ください。 ①水で割る②豆乳で割る③炭酸で割る④ゼリーにする⑤ドレッシングにする（お手持ちのドレッシングに混ぜても）⑥プロテインに追加する⑦ヨーグルトに追加する⑧甘酒と混ざてトーストやパンケーキと一緒に　こういった活用で毎日摂れるといいですね。 ■ザクロジュースを選ぶポイント ポイントはたった２つ。糖類が入っていないもの。砂糖だけでなくぶどう糖果糖なども避けるべきです。最近は、ザクロのみで作られているものも多いので選びやすいと思います。皮も入っていること。皮をとる事で果実だけよりもタップリ栄養素を摂り入れられます。 30-40代の女性にとって、外見や健康はますます気になるもの。ザクロを取り入れた美容対策は、手軽で続けやすく日々の生活に彩りを加える素敵な方法です。この秋、ザクロの力を借りて内側からの美を手に入れましょう。 【参考文献】診療と新薬 ライター/美容栄養士 Keiko 管理栄養士×美容食インストラクター/2023年ミセスコン講師としてグランプリ多数輩出、ビヨンドザワン2024講師 15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る！とことん“美”にこだわるインナーケアを美容食で、体型、お肌に自信をもつ女性をサポートしています。肌年齢を変える美容食の魅力を書籍化、執筆などもしています。Instagram：＠beauty.diet_keiko 協力/NS Labo