【森保ジャパンがインドネシア戦で広げた「ウイングバックを生かすシャドーの組み合わせ」(1)】前田のスピードを生かした鎌田と三笘の2シャドー……鎌田が起点に、三笘が前に
”森保ジャパン”はアウェーでインドネシアに4-0の勝利を飾り、アジア最終予選の折り返しとなる5試合が終わった時点で、勝ち点を13まで伸ばした。 ■【現地撮影の画像】日本代表とインドネシア代表との試合後のピッチの上で2組の選手がユニフォーム交換した場面■ 無失点とは言ってもスリリングなシーンが多かった守備面とは異なり、攻撃面ではチームの狙いと個人の特長がうまくかけあわされて、面白いシーンが多く見られた。ウイングバックとシャドーの新たな組み合わせも加わり、オプションとしても楽しみが広がっている。 スタメンはこれまで通りウイングバックは右に堂安律で左に三笘薫、シャドーには南野拓実と鎌田大地だったが、2-0で迎えた後半スタートから南野に代わって前田大然が投入されると、前田は左ウイングバックに。三笘は左シャドーに上がり、鎌田は右シャドーに移った。この形では前田の縦のスピードを押し出しながら、インで三笘も連動するという狙いが見られた。 後半3分のシーンでは3バック中央の板倉滉からボランチの遠藤航で相手FWのラグナー・オラットマングーンを引き付けて、もう一人のボランチである守田英正にトライアングルのパスを出す。そこから左外で町田浩樹が受けると、前方を走る前田に向けて、縦パスを送り出した。前田は対面する右ウイングバックのサンディ・ウォルシュの背後を抜けて、最後はカバーに来たジェイ・イツェスと並走しながら左足でクロスを狙う。 ゴール前に浮き上がったボールはGKのマールテン・パエスにキャッチされたが、チームとして狙いが見事に表れたシーンだった。
■橋岡大樹と堂安律の関係性
この時に、2シャドーの三笘と鎌田は直接ボールに触らなかったが、中央にインドネシアの守備を集めて、外側で前田をフリーにする効果をうまく出していた。また前田であれば、チャンスと見れば流れの中で三笘と入れ替わる形で、左外から一気にゴール前まで飛び出すプレーもできる。 シャドー二人の関係について鎌田は、「選手それぞれ特長はあるんですけど、代表としてやらないといけないことを最優先にやって、あとはやっぱり、その選手選手で違うので、一緒に組んでいる選手がやりやすいようにできたらいい」と語っている。 右ウイングバックの堂安との関係でも、鎌田が右シャドーにいる場合は、南野や久保建英が同じポジションにいる時とは関係が異なりそうだ。 ただ、インドネシア戦では3バック右がサイドバックを得意とする橋岡大樹であり、攻撃では橋岡が外側の高いポジションを取ることが多く、堂安はこれまでの板倉滉と右サイドを組む時よりも、中寄りにポジションを取っていた。この後半も鎌田と近い関係になったり、あるいは鎌田を中盤の少し引いた位置に下げさせてバランスを取ったりしていた。 ただ、鎌田自身は右より左の方がやりやすいことを実感した様子。やはり左側の方が引いて受ける動きからボランチの守田を前に押し出して、そこからもう一度出ていくといったイメージが、シャドーの中でもできあがっている。
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