小池都知事が記者会見1月11日(全文1)インフル患者増、感染予防を
東京都GAP、初の認証者誕生
次に、農業に関連をいたしまして、東京都GAPという制度がありますが、これについて初めて認証者が誕生するという、そのお知らせであります。東京都では都独自の農産物の認証制度であります、東京都GAP。G、A、P、この取り組みを昨年の4月から進めております。今回、初めて認証証書の授与式を行うということで、1月の18日に行ってまいります。この農産物の認証制度とすれば、世界的にはGLOBALG.A.P.というのがあったり、ASIAGAPといった制度がございますけれども、これは都版でございます。都のこのGAP制度が、東京2020大会の食材の調達要件となりますので、この認証を受けるということはそれだけ農産物が選手村などでも活用されるという話になる。 特に東京の場合は住宅地と農地が近接しているという都市農業の特徴がございますので、それを反映させた東京都GAPというのを推進しているということであります。この制度の開始から、当初から積極的に取り組んでいただいている農業者6件の皆さんに加えまして、都立農業高等学校が今回認証を受けることになります。で、ほかの農業系の高校でもこのGAPの認証に向けて取り組んでおりまして、若いうちからこのGAPということを学ぶことで、より良い東京農業を実践する、次代の担い手が生まれるということを期待いたしているところであります。 それからこのGAPの取り組み、今申し上げましたように、東京2020大会への食材の供給だけでなくて、大会後のレガシーともなるわけであります。これは東京都GAPを受けた農産品なんだよということで、ブランドにもなるかと。ですから今後もこうやってGAP指導員の資格を持つ都の職員で、職員によるきめ細かい指導で、GAPという考え方を広く普及させまして、東京産の農産物の安全性、そして信頼度をさらに高めていって、そのことが持続可能な東京農業の発展につながると考えております。産業労働局の担当でございます。 以上、私から足早でしたけれども、お伝えいたしました。ちなみにGAPというのはGood Agricultural PracticeというG、A、P、そういう頭文字を取った制度であります。私から以上です。 【書き起こし】小池都知事が記者会見(2019年1月11日) 全文2に続く