平安時代のインフルエンサー!? 寅さんも参拝した小野照崎神社にてランパンプスが合格祈願!
寺内:「美しい」っていうのがかっこいいですね! 小野:書もすごくお上手な方で、何でもできた方でした。お孫さんに小野道風(みちかぜ)という方がいるんですけども「書の三跡」と言われる方で日本の書を開発した人と言われております。 寺内:お孫さんもすごいんだ! 小野:小野小町も血縁だと言われています。 小林:えっ? 小野小町が血縁ですか? 小野小町知らない日本人いないですよね。
小野:まあ、小野小町自体が実在したかどうかという曰くつきの方なので、分かりませんけれども。 寺内:なんか欠点のエピソードとかないんですか? 虫が苦手とか(笑)。 小野:欠点は「不羈(ふき)」っていうんですけれども、あまりにもありのままに物事を言うので随分、その時の天皇から怒られたという話がありますね。 小林:今、僕はね、そういう政治家が欲しいんですよ! 忖度しない能力がある政治家が今必要なんです!
寺内:(笑)。本当に頭が良いから忖度なしに思ったことはっきり言える人だったんですね 小野:ただ言い過ぎちゃったんです(笑)。 小林:それです! 聴く力じゃなく言う力が欲しいんだよ! こっちは! 寺内:そういうエピソードを聞くと一気に人間味が出てきますね。最初の話だけだと、神様だし、完璧な人だと思ったんですけど、急に愛着が湧きました。 小野:例を挙げますと、遣唐使の副使になっているんですね。 寺内:行ったってことですか? 小野:いや、行こうとしたんです。3回チャレンジをして3回とも嵐が来たり、船が壊れたりと挫折をしてしまったんです。そして、4度目の航海の時に、遣唐大使の船が壊れてしまい「副使の船と交換しよう」となったのですが「さすがにそれはないだろう」と言って怒って「僕は行かない」と(笑)。 寺内:確かに怒っても仕方がない(笑)。壊れた船に乗れってことですもんね。 小野:それで「お母さんがちょっと病気なんで」って言っていきなり帰っちゃったんです(笑)。