秋晴れの空、気球ふわり 富山県砺波市でスカイフェス
「スカイフェスとなみ2024バルーン大会」は12日、富山県の砺波市中村グラウンドで始まった。カラフルな熱気球が舞い上がり、秋晴れの空を鮮やかに彩った。14日まで。 県内の熱気球愛好者団体でつくる実行委員会が主催し、今回で40回目の節目を迎えた。開会式で武田大輔実行委員長(50)は「この大会が長く続いてうれしい。市民には空を見上げて笑顔になってほしい」とあいさつした。 北海道や熊本県など県外から21機約160人が出場し、午前7時ごろから競技飛行がスタート。地上の印にマーカーを落としてその距離を競う「ヘアーアンドハウンド」や、市内14カ所に設けられたヘリポートをズーム機能がないカメラで撮影して、どれだけ近づいたかを競う「激写ヘリサイン」の2競技を行った。 13日は午前8時から先着100人に搭乗体験会(1人千円)を実施する。実行委は12日、この体験会の収益を見越して購入した車いす2台を、砺波善意銀行を通じて市社会福祉協議会に寄付した。
14日は午前7時から出場者による自由飛行を行う。