上空の寒気

気象庁によりますと、強い冬型の気圧配置の影響により、長野県と関東地方北部では、21日夜遅くから23日にかけて大雪となる見込みだということです。積雪や路面の凍結による交通障害に警戒・注意し、着雪やなだれにも注意するよう呼び掛けています。

■強い冬型の気圧配置

天気図

日本付近は、22日から23日にかけて強い冬型の気圧配置となり、東日本の上空約5500メートルには氷点下33度以下の強い寒気が流れ込む見込みで、その後も24日頃にかけて、冬型の気圧配置が続く見込みだということです。 このため、長野県と関東地方北部では、21日夜遅くから23日にかけて大雪となる見込みです。

■雪の予想

雪の分布

・21日午後6時から予想される24時間降雪量（多い所で） 　　関東地方北部　60センチ 　　甲信地方　　　50センチ ・その後、22日午後6時から予想される24時間降雪量（多い所で） 　　関東地方北部　70センチ 　　甲信地方　　　30センチ その後も24日にかけて降雪は続き、積雪が多くなる見込みです。 上空の寒気が予想以上に強まった場合や、雪雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雪となる範囲が広がる可能性があるとしています。

■交通障害に警戒・注意を

気象庁は長野県と関東地方北部では、21日夜遅くから23日にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒・注意するよう呼び掛けています。また、架線や電線、樹木への着雪、なだれに注意が必要です。