ラグビー日本代表、アメリカ代表に41-24で勝利 2連勝でB組1位通過 準決勝は15日
「ラグビー・パシフィックネーションズカップ・1次リーグ、日本代表41-24米国代表」(7日、熊谷ラグビー場) 【写真】トライを決めたライリー 李承信に抱きつかれる B組のラグビー日本代表(世界ランキング14位)は、前半から得点を重ねて米国代表(同19位)に勝利。2連勝でB組1位通過を決めた。準決勝は15日に秩父宮ラグビー場で行われる。 第1戦のカナダ戦でエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)復帰後のテストマッチ初勝利を飾った日本は、カナダ戦から先発を1人変更。FB矢崎が所属する早稲田大学に戻り代表を離脱したため、山沢拓(埼玉)が変わって入った。 日本は前半5分にSO李がPGを決めて先制する。さらに15分、素早いラインアウトから李が裏を狙ったキック。これがCTBディラン・ライリーに通り、最後はCTBニコラス・マクカランがトライを奪った。23分にはゴール前で得たペナルティから、SH藤原の“即リスタート”で相手を揺さぶり、LOサナイラ・ワクァが潜り込み押し込んだ。前半はエディーHC掲げる超速ラグビーが機能し、24-10で折り返した。 後半開始早々には、ライリーが相手数人をかわし、約50メートル以上のランを見せてスーパートライ。その後のCGも決まり31-10と21点差をつける。だが、カナダ戦同様、失速し徐々に押し込まれる展開に。失点を重ね一時は10点差に詰められた。それでも26分にWTBマロ・ツイタマのトライで再びリードを広げ、逃げ切った。POMにはCTBディラン・ライリーが選ばれた。