町田M・デュークが首位追走の後半AT決勝弾! 途中出場続くも「重要なことはモチベーションを上げること」
[5.15 J1第14節 町田 2-1 C大阪 Gスタ] 首位争いに食らいつく値千金の決勝ゴールとなった。FC町田ゼルビアは後半アディショナルタイム3分の得点で2試合ぶりの勝利。ヘディングシュートで今季2点目を挙げたFWミッチェル・デュークは「いいクロスが(林)幸多郎から上がってきたので、それを決めるだけだった」と振り返った。 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 ヴィッセル神戸と同勝ち点で首位争いを続ける町田は、一度でも勝利を逃せば追いかける展開となる。セレッソ大阪戦は後半25分に先制したものの、同39分に同点に追いつかれた。勝利がほしいなかで、試合は後半アディショナルタイムに突入した。 後半アディショナルタイム3分、町田はDF林幸多郎がPA左外でボールを持った。PA内で待ち構えたM・デュークは「まず最初にマークを外す動きをした」と臨戦態勢。「そこからクロスが上がった瞬間にどこに行けばいいか計算した。インスイングだったので触れば入ると。相手も触ったかもしれないが、上に出して打つことを心がけた」。ゴールへの気迫でネットを揺らしてみせた。 町田での2年目となる今シーズンはここまで12試合に出場しているが、いずれも途中出場。「当初はチャンスをもらえなくてフラストレーションも溜まっていた」と本音をのぞかせつつ、「だがフラストレーションを変える作業をした。そこでチャンスをもらえた」と前向きに取り組み続けた。 「重要なのはどんなときでもモチベーションを上げて、コンディションをキープすること」。決して腐ることなくホーム戦初ゴールを挙げたM・デュークは得点直後、右手を握りしめながらゴール裏へ。「まず感謝を表したかった」とサポーターへの思いを口にしていた。