【新馬戦】良血英国産馬ミリアドタレント 府中沸かせる 嘉藤師「弱点らしい弱点がない」ソットサス初年度産駒
「新馬戦」(23日、東京) 国際色豊かな週にふさわしい英国産馬が登場する。土曜東京5R(芝1600メートル)でデビューするミリアドタレント(牝2歳、美浦・嘉藤)は、20年に凱旋門賞を制したソットサスの初年度産駒。近親には11年マイルCS覇者エイシンアポロンがおり、日本の馬場適性も感じさせる。 10月30日の入厩後は順調に調整が進められ、水曜の最終追いでは美浦W6F84秒2-37秒7-11秒6をマーク。嘉藤師は「動きはいい。乗ったジョッキーはみんな『背中がいい』と褒めてくれるし、走ると思いますよ」と素質の高さを伝える。馬体重は約430キロ。「強いて言えば、もう少し大きくなってほしいけど、現状は弱点らしい弱点がない。楽しみです」と期待を寄せた。坂井とのコンビで府中のターフを沸かせる。