旬の長ネギは「まっくろ」にするのが正解!?管理栄養士が教える 長ネギの1番おいしい食べかた
薬味や鍋に欠かせない長ネギは、寒くなってくると甘みが増しておいしくなってくるのだそうです。 【画像】旬の長ネギは「まっくろ」にするのが正解!?管理栄養士が教える 長ネギの1番おいしい食べかた 冬の長ネギの甘さを味わえる食べかたを、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。
長ネギのまっくろ焼き
長ネギは1年中出回っていますが、最盛期は10月~翌3月ごろの鍋物の季節。生では刺激のある香りと辛みで薬味に大活躍し、加熱するとトロッとするので冬の鍋料理には定番の具材ですよね。 寒くなってくると甘みが増し、加熱するとその甘さはさらに強く感じられるようになります。 長ネギの表面をあえて焦がすまで焼く「まっくろ焼き」は、蒸し焼き状態になった中の白い部分を楽しむ食べ方です。 魚焼きグリルの高温で焼くことで、水分を逃すことなく甘みがギュッと濃縮。長ネギの甘さをいちばん感じることができますよ。
つくりかた
(1) 長ネギは青い部分を切り落とし、白い部分を2~3等分にする。 (2) 魚焼きグリルにアルミホイルをしき、切った長ネギを並べたら火をつける。 (3) 焦げ目がつくまでしっかり焼く。 (4) 裏返して反対側もしっかり焼く。 (5) 両面まっくろに焼けたら完成。
外側をむいて中のトロトロをたのしむ
まっくろに焼けた長ネギ。焼き魚を食べるような感覚で、外側の焦がした部分にはしをいれ、中の部分を取り出します。 蒸し焼きになった内側は、トロトロでジューシー。何も味つけしなくても充分に甘みを楽しめますが、お好みでほんの少しの塩やしょうゆをかけてもおいしいです。 焼き上がりはあつあつなので、やけどに気をつけながら食べてくださいね。
旬の長ネギはそれだけでごちそうになる
薬味や鍋の具材には欠かせない長ネギですが、どちらかというと脇役な野菜。ご紹介した食べかたでは、煮込んだものや炒めたものとはちがう、素材のおいしさそのものを味わうことができますよ。 甘みがのった旬のものだからこそのごちそうですね。 ■執筆/小島香住さん…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する""野菜ソムリエプロ""。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。 編集/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部