さあ乾杯★ 愛媛・愛南スナック × 東京・銀座バー、オンライン親睦会 画面越し笑顔で交流
約700キロの距離を超えて、さあ乾杯―。独自のオンラインシステムで愛南町のスナックと東京のバーをつなぐ取り組みが23日から、始まった。初日は60人以上の参加者が両店に集まり、町特産の愛南ゴールド(河内晩かん)を使ったハイボールで杯を交わし、親睦を深めた。 最新のデジタル技術で地域課題の解決を目指す県プロジェクト「トライアングルエヒメ」の一環。人口に対し店舗数が多いとされる愛南町のスナック文化を切り口にして町の魅力を広く伝えていこうと、ソニーデザインコンサルティング(東京)が企画した。 23日は、同町城辺甲の老舗「スナックジュン」と、同町出身の間口一就さん(55)が店主を務める東京・銀座のバー「ロックフィッシュ」をつないだ。取り組みのスタートを祝い、参加者全員で画面越しに乾杯。両店ではこの日のために間口さんがレシピを考案した愛南ゴールドのハイボールやカツオのたたきをアレンジしたおつまみも提供され、一緒に楽しんだ。
愛媛新聞社