当たり前の平和を失って2年…「今でも戦争は続いています」 ロシア侵攻2年…浜松市で学ぶウクライナ女性③
『今でも戦争は続いています』
リアさんが伝えたいこと。 リアさん:「『いまもみんなは戦争は続いている?』と聞いてくる。私はよく聞かれる。今でもみんなに言いたい『今でも戦争は続いています』。私たちは戦争の中に住んでいます」
ヴィーラさんの心の支え
ヴィーラさんには心の支えがあるそうです。彼女の行く先についていくと…。なんと…、そこは弓道場。 彼女の腕前は2段。日本に来てから、初段、2段とあげていきました。 ヴィーラさん:「好きなのは精神が集中できること。魅力だと思います。いつかは弓道の先生になりたいので」
ヴィーラさんの弓道の先生 長谷川さんです。来日当初から、教わっています。 長谷川妙子さん:「若いのと好きというのがあったから覚えることが早くて、だいたい言えばわかるものですから。やる気があるってことですよね、それが一番良かった」 休憩中、ヴィーラさんは4月からの新生活について師匠たちに相談していました。 ヴィーラさん:「住むかもしれない物件。猫2匹飼って45平方メートルの広さ」 長谷川妙子さん:「猫なんかちゃんと働いてね、頼りないから猫なんて買っちゃあいかん! ダメだ口ばっかりじゃ」 ヴィーラさん:「車は夏ごろ買いたい」 長谷川妙子さん:「考えが甘いんだから。ウクライナと違って、ある程度保険に入ってないと車は乗れない」 ヴィーラさん:「わかります」 先輩:「孫世代の人もいるんで、親元離れているけど多分親よりもうるさい人たちがいるんで。ちょっと遊びに行って夜遅く帰るって言うと、みんなで「早く帰らなきゃダメだ」ってみんなに怒られてる」 長谷川妙子さん:「彼女いい性格ですよ、明るくてね。でも甘えもありますしね。彼女はこれから仕事を日本でするようになって、これ以上に友だちも増えると思うんですよ。日本のね。そうしたらもっと日本が好きになって、もっと一回りも二回りも大きくなることを期待はしてるんですけどね」