当たり前の平和を失って2年…「今でも戦争は続いています」 ロシア侵攻2年…浜松市で学ぶウクライナ女性③
2022年、ウクライナから浜松に避難してきた4人。日本に来るまで浜松市のことは知らなかったそうです。
ユリヤさん:「浜松は本当に家みたいな感じ。いいところ…フラワーパーク。舘山寺。餃子のレストラン。全部いい。浜松の餃子最高」
マルハリタさん:「ウクライナには強い敵がいる。「ヴァレニーキ」。餃子みたいだけど、もっとおいしい。ウクライナ人みんなヴァレニーキ大好き。味がいろいろあります。肉とキャベツだけじゃなく、ポテトとか、きのことか、甘い餃子もある。例えばチェリーとかストロベリーとか」
小麦粉の皮に具材を包んでゆでるこの料理。具材も味も家庭によって様々、ウクライナのおふくろの味なんだそう。ウクライナも浜松も、ギョーザがソウルフードなんです。 マルハリタさん:「ぜひウクライナに来て、ウクライナの餃子食べてください」
マルハリタさん:「遠州信用金庫で働いています」 マルハリタさんは信用金庫でデザインの仕事に。
リアさん:「あと3カ月ほどでウクライナの大学を卒業します。卒論とか書かなければいけないから心の準備してます。その後は日本に住み続けると思う。就職とか、大学とか…」
ユリヤさん:「幼稚園の子が私にくれました」 プレゼントを身につけるユリヤさん。去年から幼稚園でアルバイトをしています。 ユリヤさん:「8月に帰国します。ウクライナに帰りたい」 戦禍のウクライナに帰ることを選んだユリヤさん。理由は…。 ユリヤさん:「さみしいからみんなに会いたい」 日本は好きだけれど、さみしさがつのっていました。
静岡にいて不安になることがあるそうです。 マルハリタさん:「新聞でいろいろ見る。最初日本に来た時には初めのページにあった。でもいまはあまりない。どこか後ろで小さい」