公式戦5連敗のマン・C…グアルディオラ監督は「十分に強固ではない」と現実を直視
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が公式戦5連敗を受けて、胸中を明かした。イギリス『BBC』が伝えた。 グアルディオラ監督率いるシティは、23日にホームにて行われたプレミアリーグ第12節でトッテナムと対戦。前半13分、トッテナムMFジェームズ・マディソンに先制点を許すと、20分には再び同選手から得点を奪われた。52分にペドロ・ポロ、90+3分にブレナン・ジョンソンに追加点を許し、0-4で敗れた。 この結果、公式戦5連敗を喫したシティ。プレミアリーグでは2位につけているが、首位リヴァプールとの勝ち点差を8にした。また、9日のブライトン戦でキャリア初の公式戦4連敗を味わったグアルディオラ監督は、自身の連敗記録を塗り替える形となった。 クラブにとっても5連敗は2006年以来の出来事だ。グアルディオラ監督は「現時点で我々は十分に強固ではない。それが真実だ」と現実を直視した。 「負け始めたとき、私はみんなに『道を見つけなければならない』と伝えた。それが私の義務だ」 バロンドール受賞者のロドリやクロアチア代表マテオ・コバチッチが負傷するなど、相次ぐ離脱者に頭を悩ませるシティ。それでも指揮官は「私はこれまで以上に選手たちを信頼している」と強調した。 「私はこれまで、ファンやクラブに対して悪いパフォーマンスをしたり、悪い結果を残したいと望む選手を見たことがない。誰もそれは望んでいないことだ」 「時には、さまざまな理由で『道を見つけられない』こともある。だからといって、我々の選手よりも他の選手が優れていると呼べるのか?私はチームメイトたちと一緒に挑戦する」 シティは26日にUEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第5節でフェイエノールトと対戦した後、12月1日にはアウェイでリヴァプールと対戦する。グアルディオラ監督と選手たちが、大一番を乗り越えられるかに注目が集まる。