ダイソーで330円のUSB 3.0&100W対応Type-Cケーブルは大丈夫なのか実験してみた!
「USB CABLE CHECKER 2」で性能をチェック
最初に「USB CABLE CHECKER 2」で性能をチェックしてみましょう。まず、USB Type-C/Cケーブルなので「CC」が点灯しており、USB PD対応であることが確認できます。 また、OLEDにはしっかり「E-MARKED」と表示されていましたので、20V/5A=100Wの充電にも対応できると思われます。ちなみに、抵抗値は177mΩなので100均の製品としてはかなり優秀でしょう。そして注目したいのは、「TX1+・-」と「RX1+・-」です。ここが点灯しているということは、USB 3.0以上でのデータ転送が可能だということです。これは期待できそうですね。
比較するのは2種類のType-C/Cケーブル
今回の実験で比較するのは、ダイソーで110円のUSB 2.0&3A(60W)対応のType-C/Cケーブルと330円のUSB 2.0&100W対応(eMarker内蔵)のType-C/Cケーブルです。 110円のType-C/CケーブルをUSB CABLE CHECKER 2でチェックしたところ、USB PD対応を示す「CC」が点灯しており、20V/3A=60Wまで対応できますが、「TX1+・-」と「RX1+・-」は消灯しており、やはりUSB 2.0仕様であることが分かります(左写真)。 330円のUSB 2.0&100W対応(eMarker内蔵)のType-C/CケーブルをUSB CABLE CHECKER 2のOLEDには「E-MARKED」が表示されており、100Wの充電に対応します。しかし、それ以外は110円の製品と同じで「TX1+・-」と「RX1+・-」は点灯せず、USB 2.0仕様であることが分かります(右写真)。
やはりデータ転送速度には大きな違いが出た!
まずは、データ転送速度について実験してみます。今回は、サンディスクのポータブルSSDをノートパソコン(dynabook)に接続して、転送速度を「CrystalDiskMark」で計測しました。