救える命を救いたい…医療現場の希望の翼『ドクタージェット』と課題「今は“お金ないから子どもの命諦めろ”に」
■「お金がないから子供の命を諦めろ」になっている
1分でも1秒でも早ければ助かる命がある。ただ、そのためには現実的な課題もある。1番の問題は『お金がかかる』ということだ。 NPO法人JCCN 福嶌教偉理事長: 「大体平均250万から300万円ぐらいかかります。その費用を特に小さな子供を持つ親に急に出せと言うわけにはいかないですよね。今はほんとに寄付に頼っていますので、何とか善意のあたたかい支援を頂きたいなとは考えています」
現在、ドクタージェットの運用資金はホームページで募る寄付に頼らざるを得ないのが現状だ。試験運用の結果を検証して2025年、国に提出し、補助金の対象となる事業として認められることを目指している。
NPO法人JCCN 福嶌教偉理事長: 「やはり費用を何とかしなきゃいけない。お金がないから『子供の命を諦めろ』って話に今はなってる。そうではなくて、まず患者の命、子供の命を考えられるようにしたいというのが私の望みです」 2024年11月1日放送