GⅠ2勝のショウナンパンドラの子ショウナンサムデイが快勝 奥村武調教師も将来性を約束【札幌1R・2歳未勝利】
17日に札幌競馬場で行われた2歳未勝利(芝1800メートル)は新種牡馬サートゥルナーリア産駒の2番人気ショウナンサムデイ(牝・奥村武)が勝利した。勝ち時計は1分50秒3(良)。 3番手から進めて4角では抜群の手応えで先頭に並びかける構え。直線はグングン加速し、2着に2馬身半差をつける完勝だった。 鞍上の池添は「返し馬からピリッとしていて、1回使った上積みを感じています。ゲートも普通に切っていいポジションを取れましたし、マクられるのに注意して運びました。もう20~30キロほど体が増えてくればなおいいと思います。パンドラの子どもで勝てたのは騎手としての醍醐味なので、うれしいです」と笑顔を見せた。 一方、指揮官の奥村武調教師は「距離はもっとあった方がいいですし、いくらでも走れそうですね。気持ちがピリッとしてきたので今後はそっちに傾かないようにリードしていく必要があると思います。ものすごくいいものを持っている馬ですし、かなり大きな期待を持っています」と将来性を約束した。 本馬は2014年秋華賞、15年ジャパンカップを制した名牝ショウナンパンドラの子。7月21日にキングスコールがレコードで勝った札幌芝1800メートルの新馬戦の3着馬で、このレースからはすでに2着テリオスララも未勝利を勝っている。
東スポ競馬編集部