【写真：Getty Images】

　プレミアリーグ第1節、イプスウィッチ・タウン対リバプールの試合が現地時間17日に行われた。試合は2-0でリバプールが勝利している。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は、アルネ・スロット新監督が開幕戦勝利で成し遂げた偉業について報じている。　 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　名将ユルゲン・クロップ監督が率いていたリバプールを、今季から指揮することになったスロット監督。今夏はまだ誰1人として新戦力を獲得していないこともあり、試合前には新体制で臨むシーズンへの不安も指摘されていた。 　しかし、昇格組のイプスウィッチによる激しい守備に苦しんでいたものの、後半にはエースFWモハメド・サラーやディオゴ・ジョッタのゴールによって、見事2-0の勝利で開幕戦を終えている。 　同メディアは、「アルネ・スロットはリバプールの初戦でユルゲン・クロップですらできなかったことを成し遂げた」と題して、「信じられないことだが、リバプールの監督がクラブを率いてプレミアリーグ初戦に勝利したのは、ジェラール・ウリエとロイ・エヴァンスが共同監督に就任した98年にサウサンプトンに勝利した以来初めてのことだ」と、意外な記録について伝えていた。 　さらに、「最終的にプレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグで優勝したクロップ監督ですら、15年にトッテナムとの最初の試合で0-0の引き分けに終わり、勝利のスタートを切ることはできなかった」と言葉を続け、「対照的なプレミアリーグ監督デビューではあるが、スロットはアンフィールドでの輝かしいクロップの業績を再現することを望んでいるだろう」と、順調な滑り出しを見せたスロット監督に賞賛と期待のコメントを送っていた。