「長時間運転」で疲労が「限界」…!「信号待ち」で「運転手交代」は違反になる?
長時間運転の際に運転を交代する目安は?
運転でどのくらい疲労がたまるかは、個人差があると考えられます。そのため、一概にどのくらいで交代すればよいかは断言できません。しかし、トラックドライバーに設けられている基準を見てみると、連続運転時間は4時間が上限と定められていました。4時間の運転ごとに30分の休憩が必要とされていたため、これらは1つの目安になるでしょう。 また、疲れてから運転を交代するのではなく、疲れを感じる前に交代することが推奨されているようです。もし目的地までの距離や所要時間があらかじめ分かっているのであれば、1時間~1時間30分ごとのように時間を決めて、交代しながら運転するとよいかもしれません。
信号待ちのタイミングで運転手を交代すると駐停車違反や安全運転義務違反に該当する可能性がある
信号待ちのタイミングで運転手を交代すると、駐停車違反や安全運転義務違反に該当する可能性が高いです。道路交通法違反になるのはもちろんですが、周囲の安全を妨げる可能性も考えられるため、信号待ちのタイミングで運転手を交代するのは控えましょう。 なお、長時間運転をするとあらかじめ分かっているのであれば、どのタイミングで交代するかを決めておくとよいかもしれません。一人のドライバーに負担がかかりすぎないようにして、無理のない運転を心がけましょう。 出典 デジタル庁 e-Gov法令検索 道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)第四章 車両等の運転者及び使用者の義務 第一節 運転者の義務(運転者の遵守事項)第七十一条四の三 警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表 警視庁 交通違反の点数一覧表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部