AKB48 17期生太田有紀「短大との両立でほとんど公演に出れず、レアキャラって言われてました」【連載 なんで令和にAKB48?】
――保育の勉強をしたことで、アイドル活動に活きることってあったりします? 太田 活かせてるかわかんないですけど、周りを見るようになりました。小さいコって何をするかわからないから、常に気を張ってなきゃいけないんですよ。大人はあんまり予想外のことをしないですけど、周りを見てやれているのかなと。 ――17期だとMCで仕切ったり、まとめ役みたいなことが多いですよね。 太田 わりと任せていただくことが多いですね。しっかりしてるねってよく言われるんですけど、これが普通と思って生きてきたので(笑)。 ■AKB48になって好きだったアイドルと共演 ――高校時代にアイドルにハマってましたが、AKB48になってフェスとかで共演することあるんじゃないですか? 太田 そうですね。浅原凜(Peel the Apple)ちゃんとか、チェキを撮ったこともあるので、不思議な感じです。 ――向こうは覚えてるの? 太田 風のうわさで聞いてたみたいで、「やっぱりそうだよね?」って言われて、「おめでとう!」って。でも会うとただのファンに戻っちゃって、すごく緊張しました。 ――表で見るアイドルと裏で見るアイドルって違いますか? 太田 でも普段の姿とパフォーマンスしてる時って違うので、どっちも知ってる自分はちょっと優越感に浸れるというか(笑)。いつもホワホワしている人が、かっこいいユニットをやっていたり、そういうギャップが見れるのはいいなって。 ――学業とアイドルの両立を振り返っていかがですか? 太田 毎日充実してたのかなって思います。忙しかったし、大変だったし、毎朝起きるのが辛かったですけど、自分のためになったなと思います。親もすごい喜んでくれました。 ――どちらかをあきらめた可能性もあったかもしれないし。 太田 でもそれは絶対嫌だと思って。学校を辞めるって選択肢は自分の中になくて、どうやったら効率よくやれるんだろうと思いながら。コンサートの時はとりあえず出る曲を全部メモ帳に書き出して、できるようになったらバツ印をつけたり。時間のない中でどう頑張れるか考えてやってました。
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