体操女子代表、五輪へ試技会 主将の宮田「日本の軸に」
体操女子のパリ五輪代表が11日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで試技会に臨み、主将に決まった宮田笙子(順大)は「団体総合での(60年ぶりの)メダル獲得へ、日本の軸になりたい」とエースの自覚を口にした。7月28日の予選を想定して演技し、最初の段違い平行棒で1番手を務めた。 5人全員が10代で初代表。岡村真(相好ク)は平均台でDスコア(演技価値点)を上げた新構成を披露し「(種目別での)メダルも狙っていきたい」と語った。チーム最年少で16歳の中村遥香(なんばク)は得意の段違い平行棒でG難度の離れ技を決め「もっと完成度を高めていきたい」と意欲的だった。