【ボートレース】広瀬凜が初の予選突破。勢いに乗り優勝戦進出を狙う…鳴門ルーキーシリーズ
◆スカパー!・JLC杯ルーキーシリーズ第16戦(10月20日、ボートレース鳴門・4日目) 予選ラストの4日目、広瀬凜(21)=滋賀=が3、3着にまとめて、初の準優切符を手に入れた。 ここまで白星こそ手にしていないが、大崩れなく成績をまとめて、2日目以降はオール3連対をキープする好調モード。4日目は前半4Rで4コースのカドから3着に入ると、大外5コース(5艇立て)の後半8Rも、しぶとく3着に食い込んで得点率12位で予選を終了。2022年11月のデビュー以来、初めての準優入りを決めた。 好調70号機とタッグを組んで前検から好感触をアピールした。中盤では調整が合わずややトーンダウンもあったが、勝負どころの4日目は「出ていくようなことはないけど、道中を走っていても『いいな』と感じました。レースがしやすい仕上がりです」。前日より気温が下がり、ホーム追い風も強まる状況の中でもしっかり合わせて、胸を張る仕上がりだ。 初準優は4号艇で登場となる。枠なり進入に落ち着くなら、4コースのカドポジション。「しっかりとスタートを決めるとプレッシャーはかけられると思う」と頼もしい。その言葉通りに予選道中では軽快な行き足を見せていた。「せっかく初めて予選突破できたのだし、できれば優出までいきたいですね」と強気の構え。勢いそのままに駆け上がるか注目だ。(田代 一郎)
報知新聞社