10完投、200投球回…沢村賞『該当なし』にネット賛否「基準がハード過ぎる」「沢村賞はそこを大事にしてほしい」
故沢村栄治氏を記念し、シーズンで最も活躍した先発完投型の投手を表彰する「沢村賞」の選考委員会が２８日、東京都内で開かれ、２０１９年以来５年ぶりに該当者なしとなった。ネット上では選考基準への賛否の声が相次いで書き込まれた。とともに、の偉業を再評価する声が相次いだ。 選考基準は２５試合登板、１０試合完投、１５勝、２００投球回、１５０奪三振、防御率２・５０、勝率６割の７項目。議論では菅野（巨人）、戸郷（同）、有原（ソフトバンク）、伊藤（日本ハム）らの名前が候補に挙がったが、決め手を欠いたという。 Ｘ（旧ツイッター）では「基準がハード過ぎるんよ」「まあ完投型の投手ほぼいなくなってるし仕方ない」「それも時代の流れとわかっちゃいるが、沢村賞はそこを大事にしてほしい」「時代に合わせて基準変えていくのもひとつだけど、この賞だけは変えてほしくないって気持ちもある」などさまざま意見が上がった。さらに、オリックス時代に３年連続で受賞した山本由伸投手（ドジャース）について、「やっぱ３年連続沢村賞の山本由伸ってバケモンなんやな」「山本由伸の凄さを改めて感じるねこれ」との声もあった。（写真はAP）
中日スポーツ
