【パリ五輪】東京大会では八村塁も大役!過去にオリンピックで旗手を務めたNBA選手は?<DUNKSHOOT>
7月26日に開催されるパリ五輪の開会式で、各国代表の旗手を務めるNBA選手は3人。アメリカのレブロン・ジェームズ、ギリシャのヤニス・アデトクンボ、ドイツのデニス・シュルーダーだ。 【動画】カリーの口から…レブロンが旗手に選ばれた瞬間の映像 NBA選手が旗手を務めるのは、アメリカとギリシャは初めて、ドイツは2008年のダーク・ノビツキー以来2度目となる。大役を任されたレブロンは「信じられないほど光栄なこと」と語り、シュルーダーも「誇りをもって旗を掲げる」とSNSに綴ったように、旗手として母国を先導することは、それだけ名誉あることなのだ。 過去には、13人のNBA選手が旗手を務めた。今大会も含め、全16人は以下の通り。 アンドリュー・ゲイズ(オーストラリア/2000) カルロス・アローヨ(プエルトリコ/2004) ヤオ・ミン(中国/2004、08) マヌ・ジノビリ(アルゼンチン/2008) ダーク・ノビツキー(ドイツ/2008) アンドレイ・キリレンコ(ロシア/2008) サルナス・ヤシケビシャス(リトアニア/2008) パウ・ガソル(スペイン/2012) イ・ジャンリャン(中国/2012) ルイス・スコラ(アルゼンチン/2016) 八村塁(日本/2020) パティ・ミルズ(オーストラリア/2020) トーマス・サトランスキー(チェコ/2020) レブロン・ジェームズ(アメリカ/2024) ヤニス・アデトクンボ(ギリシャ/2024) デニス・シュルーダー(ドイツ/2024) 初めて旗手を務めたNBA選手は、2000年シドニー五輪のゲイズ。ただ、この時はすでにリーグを離れ母国でプレーしており、NBAキャリアはわずか2年と短命に終わったものの、オリンピックでの通算出場試合数は歴代1位の40、通算得点でもオスカー・シュミット(ブラジル)に次ぐ2位の789点と、五輪を、そしてオーストラリアを代表するレジェンドプレーヤーだった。 2004年のアテネ五輪では、ヤオとアローヨが旗手に選出。大役を任された影響もあってか、アローヨはアメリカとの大会初戦で24得点を叩き出し、バスケ大国に屈辱的な敗戦に追い込む原動力となった。 また、ヤオは続く自国開催の2008年北京五輪でも国を先導し、2度大役を果たした唯一のNBAプレーヤーに。同じく北京は2004年大会でアルゼンチンを史上初の金メダルに導いたジノビリと、冒頭で記した通りノビツキー、さらにはキリレンコとヤシケビシャスも旗手を務めるなど、史上最多5人ものNBA選手が選ばれた。