Google 広告の日予算はいくらが適正? スプレッドシートとスクリプトで簡単に自動で計算・変更する方法
右下の「承認」をクリックします。
別のウィンドウが開かれます。ログインアカウントをクリックします。
「Allow(承認)」をクリックします。
右下の「プレビュー」を押下します。
変更内容のタブをクリックすると「予算額が¥1から¥3,529に変更されました」と表示されます。プレビューでは、管理画面上のキャンペーンには変更内容は反映されませんのでご安心ください。
日別予算が意図した通りの変更であることを確認できたら「実行」を押下します。「実行」では、管理画面上のキャンペーンに変更内容が反映されます。
「実行」を押下するとスクリプトの一覧画面に移動します。「スクリプトの履歴」タブか、管理画面上でキャンペーンの日予算が意図通りに変更できているか確認しておきましょう。
実行スケジュールを設定
スクリプトが上手く動いたのを確認したら、次はスクリプトを実行する頻度を設定します。 スクリプトの一覧ページを表示し、「日予算変更」行の頻度列の「-(ハイフン)」をクリックします。
実行頻度や時間を設定して「保存」をクリックします。これで、定期的に日予算変更のスクリプトが実行されます。
【もっと知りたい人向け】スクリプトには何が書いてあったの? サンプルコードの解説
無事に自動処理はできたでしょうか? ここから先は今回の記事で使ったサンプルコードには何が書いてあったのか、分解して解説していきます。このサンプルコードでは、以下の5つの処理を行っています。
1. スプレッドシートの情報を取得 2. シートにキャンペーン情報があることを確認 3. シートからキャンペーン名と日予算を取得 4. Google 広告側で変更するキャンペーンを指定 5. 指定したキャンペーンの日予算を変更
まず、「(1)スプレッドシートの情報を取得」の部分はスプレッドシートから取得してくる情報を指定しています。以下のコードではスプレッドシートのIDとシート名「当月予算進捗」から情報を取得するという指示です。 var spreadsheet = SpreadsheetApp.openById('スプレッドシートのID'); var sheet = spreadsheet.getSheetByName('当月予算進捗'); 次に、「(2)シートにキャンペーン情報があることを確認」の「getRange」では、スプレッドシートのデータの取得範囲を指定しています。 var lastRow = sheet.getLastRow(); if (lastRow == 6) { Logger.log('スプレッドシートにキャンペーンが存在しません'); return; } var range = sheet.getRange(7, 2, lastRow-6, 9).getValues();