「韓国、毎年全世界3億人の命救った」
「韓国はこの18年間に国際医薬品購入機構(UNITAID)の核心パートナーとして多くの子どもと社会的弱者の命を救うのに寄与しました」。11~12日に仁川(インチョン)の松島(ソンド)で開かれた「2024世界バイオサミット」参加のため訪韓したUNITAIDのフィリップ・デュヌトン事務局長は韓国との協力強化を希望してこのように話した。 韓国保健福祉部と世界保健機関(WHO)が共同開催した今回の行事は未来保健危機対応に向けた革新と投資、対応案を議論するために開かれた。UNITAIDは開発途上国に結核、エイズ、マラリアの治療・予防医薬品を速く安く供給するため2006年に発足した。 デュヌトン事務局長は「今回ACT-Aイニシアチブを通じて1700万ドル(約26億円)規模の約定を締結した」と明らかにした。ACT-Aは2020年4月に発足したWHO主導の新型コロナウイルス対応国際共助プログラムだ。彼は「韓国の寄与のおかげで毎年約3億人が命を救われている。韓国の役割がますます重要になっている」と話した。