部屋づくりで「意外なものをミックス」で居心地良く!ネットで大人気の“憧れを暮らしに取り入れる方法”
何もない部屋からコツコツと
引越しをして新しい部屋に入居したら、ほとんど何もない、というのが実際です。利便性を求めて、つい間に合わせのものを買いたくなりますが、ここはグッとこらえて。 「必要な家電は入居前に電器店で購入。配送日を入居後最初の休日に指定して搬入」したtokaさんですが、他はやはりイメージを大切にしました。 その方法とは「部屋の写真を撮ってタブレットに取り込み、その上に家具などの絵を描いてみて検討しました」。部屋にいながら、ミニチュアの部屋をタブレットで描いている感じでしょうか。「ibisPaint」というアプリで絵を描いていたそうです。 子供の頃、絵本や漫画で見たきらびやかな部屋をノートに描いて遊びませんでしたか。大人になった今、描く部屋はやがて現実になってあなたを迎え入れてくれるのです。
工夫次第で、毎日カフェ気分
限られたスペースでも、まっさらな気持ちに戻れる場所が確保できたなら。tokaさんが求めたのはカフェスペース。 「毎日をカフェ気分で過ごせるスペースがあると、疲れた心と身体もほっと安らぎます」というように、部屋の中にとっておきのスペースがあるだけで、見える世界が変わってくるのです。 本書には部屋に関するノウハウだけではなく、お部屋時間を満喫するアイデアも満載。ぬくもりのある部屋でいただく食事、スイーツなど、心身にじんわりと染み込む一品を紹介しています。もちろん、すべてtokaさんの手作り。 人生という素晴らしい物語を紡ぐための、愛ある舞台は自分の部屋。自分の手で作り上げるからこそ、いとおしさがこみあげる。そんな人生の原点をおしえてくれるのが、本書なのです。 <文/森美樹 イラスト/toka> 【森美樹】 小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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