aune audio、「コンサートホールで聴いているような感覚」の密閉型ヘッドフォン
リアルアシストは、aune audio初となる密閉型ヘッドフォン「SR7000」を、11月2日に発売する。価格は89,000円 【この記事に関する別の画像を見る】 複数の独自技術を駆使することで、「密閉型ヘッドフォンにありがちな音の着色や狭い音場といった長年の課題を効果的に解決した。まるでコンサートホールで聴いているかのような感覚を耳元で体験できる」というモデル。 大型のダイナミックドライバーにみられるブレと歪みを極限まで抑え、ピュアなサウンドを低域から高域まで忠実に再現するという新開発の50mm径ダイナミックドライバーを搭載した。振動板は、ブランド独自のMLD構造とW字型を採用することで変形を抑え、硬質な振動板全体を振動させることで歪みを抑えている。 W字型のセラミック強化ポリマー複合振動板により、振動板の有効面積を広くしつつ、マルチレイヤー分散型構造(MLD)(により最適化。全周波数範囲にわたって振動板の振動を正確に保ち、高周波域の上限を拡大したとのこと。再生周波数帯域は5Hz~44.5kHz、インピーダンスは55Ω、感度は106dB SPL。 ダイナミックドライバーのマウント角やイヤーカップ形状を調節し、ドライバーから耳道までをストレートにして音波をダイレクトに伝える「Acoustics Matrix」も採用した。 ヘッドフォンに音響メタマテリアルを組み込む特許技術「ドラゴンスケール」も採用し、共鳴など一般的な密閉型ヘッドフォンで起こる音響色変化を排除。「これまで密閉型ヘッドフォンでは実現が困難だった音のバランスと自然さを実現する」という。 ケーブルはTRS脱着式の3.5mmステレオミニと4.4mmバランスの2本が付属する。どちらもOFCケーブルで長さは1.5m。
AV Watch,酒井隆文