開発期間およそ3年! ブランド初のアラーム機能&GMT表示を搭載した限定ウオッチが間も無くリリース開始
1891年にアメリカで創業し、質実剛健な時計作りを得意とする【ボール ウォッチ(BALL WATCH)】が最新作を発表。ブランド史上初めてアラーム機能を実装したGMTモデル「ロードマスター モデルA」が世界限定333本で発売となり、価格は88万円(税込)。日本公式オンラインブティックにて受注開始。2025年1月以降に発送予定。 【関連画像】その他の画像を紹介
懐かしさを感じさせるアラーム音の響く長さを追求
「ロードマスター モデルA」の最大の特徴は、ブランド史上初となるアラーム機能の実装だ。モデル名に含まれる“A”は、Alarm(アラーム)の頭文字から取ったもの。アラーム機能はクオーツ時計では珍しくないが、機械式時計においてはムーブメントへの負荷が大きいため、技術力のあるブランドしか実装できない機能とされている。今回、ブランドはアラーム機能を実装するだけでなく、ハンマーがゴングを叩いて鳴るアラーム音(金属音)の質を高め、音が響く長さを延ばすことを追求。通常の約2倍となる長さのゴングを新たに開発し、ムーブメントの外周にセットすることで15~18秒間(個体差あり)のアラーム音の響きを実現した。このアラーム音をより豊かに響かせるために、12ヶ所の通音用ノッチが文字盤外周のインナーリング下には設けられている。もちろん、途中でアラーム音を停止させることも可能だ。
GMT機能により最大3ヶ国の時刻が読み取り可能
本作はGMT機能も備えており、ブラック×レッドでデザインされ、24時間目盛りを記した両方向回転式のセラミック・トップベゼル、文字盤外周のインナーリング、深紅のGMT針を組み合わせることで、最大で3つの国(都市)の時刻を読み取ることができる。シリーズ共通のテーパード状ブレスレットを備える一体型フォルムの外装には、経年耐性に優れた904Lステンレススチール素材を使用。このケース右サイドの2時・4時位置に設けられた防水仕様のスクリューロック式リューズで日付けの早送りやGMT針の早送り、アラームのオン・オフなどの操作を行うことになる。また、ボール ウォッチの象徴ともいえる夜光システム、自発光マイクロ・ガスライトを搭載しており、針やインデックスに計29個のマイクロ・ガスライトをセット。さらにトップベゼルにも蓄光型のスーパールミノバを塗布し、暗所における視認性も十分に確保している。