スタイリストが今夢中になっている注目ブランドをヒアリング!
日々トレンドを追いかけるスタイリストだからこそ知っている、アップカミングな気鋭ブランドとは? 独自のセンスを持つ2名のスタイリストに、注目のブランドと、そのアイテムを使用した今季らしいスタイリングを見せてもらった。最新ブランドのアイテムに加え、マンネリ化しがちな冬の装いをブラッシュアップするテクニックをぜひ参考に。 【写真】ほかにもおしゃれさんが推すブランドアイテムを見る
タイトなシルエットが魅力の【ディッヒヘンダーソン】のスカート
スタイリスト 鈴木香織さん(@kaori_912) 鈴木さんは、ディッヒヘンダーソンのスカートをセレクト。「シンプルだけれどエッジが効いている、そんなひと癖あるデザインのアイテムに惹かれます。ディッヒヘンダーソンは、展示会に伺うたびに『ちょうどこんなアイテムが欲しかった!』とお気に入りを見つけてしまうブランドのひとつです。このスカートはシルエットの美しさと穿き心地の良さに魅了されて、購入しました」。 「今日はオールブラックでクールな雰囲気に仕上げながら、秋冬のトレンドでもあるアニマル柄をスタイリングのポイントに取り入れました。スタイリストという職業柄、新しいブランドは日々リサーチしています。おしゃれな人のInstagramはもちろん、SSENSEなどのオンラインサイトをチェックすることが多いですね」と鈴木さん。
【ジュリ ケーゲル】ウエスト部分のバックルがアクセントに
スタイリスト 宮崎典子さん(@norikom_____) 宮崎さんが注目しているジュリ ケーゲル。デビューコレクションは、2024年秋冬シーズンのパリファッションウィークだ。「大阪のセレクトショップ、VISITFORで取り扱っているのを知って、このスカートをオンラインで取り寄せました。装飾的なデザインだけれど、ジャージー素材で色々な洋服に合わせやすく、コーディネートに華を添えてくれるところがお気に入りです」。 「スカートからのぞくパンツは、袴が着想源のウラオモテのパンツを合わせました。スカート自体にボリュームがあるので、足もとはアディダス×レヴェリー バイ キャロライン フウのスニーカーでバランスを取っています」と宮崎さん。抜け感を演出するために、ジャケットやトップスは軽やかな色みや素材のものを選んだ。
text : Minori Okajima