「ミミ萩原」「JBエンジェルス」「北斗晶」…大人気「極悪女王」に登場しなかったレジェンド女子レスラーたちの今
最も成功したレジェンドレスラー
そして、コンドルの翌年85年に入門したのが北斗晶(57)。今や夫で元プロレスラーの佐々木健介(58)の鬼嫁キャラとして有名だが、北斗は人気・実力ともずば抜けていたトップレスラーだった。 ソフトボール推薦で高校に入学していたが、当時はクラッシュ人気全盛期で女子プロレスにあこがれ、過去最多となる3500人の応募があったオーディションに合格し、高校を中退して入門した年にデビュー。端正なルックスに連戦連勝で早くも多くのファンを獲得。順調にスター街道を歩んでいたが、87年の試合中、首の骨を折る重傷を負い、引退危機を迎えたが奇跡的に復帰を果たし、88年に本名からリングネームに改名した。その後、92年にヒールに転身すると“デンジャラスクイーン”と呼ばれ、全女のトップに君臨した。 「新日本プロレス」のトップレスラーだった佐々木健介(58)と95年6月に結婚後、フリーに転身。98年に長男を出産後に復帰して、日本初の“ママレスラー”となったが、02年4月に現役を引退。しかし、引退後に大活躍することになった。 「“鬼嫁キャラ”を確立させただけでなく、マイクパフォーマンスでならしたので弁が立ち、続々とテレビ番組からのオファーも舞い込み、いつの間にか、長男と次男も一家そろって“健介ファミリー”として人気者になりました。12年には一家のリレー形式で『24時間テレビ』のマラソンランナーも務めました。15年9月には、右乳房全摘出手術を受けましたが芸能活動に復帰。これまで多くの女子プロレスラーが引退後、タレントに転身しましたが、最も成功したのは北斗さんでしょう。昨年8月には初孫にも恵まれています」(スポーツ紙記者)
デイリー新潮編集部
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