【パリ五輪】2大会連続出場の中村輪夢「BMXに恩返し」2つの新技で金メダルへ
BMXフリースタイルのパリ五輪代表候補選手会見が1日におこなわれ、2大会連続の五輪に挑む中村輪夢選手が意気込みを語りました。 2021年の東京五輪では惜しくも5位でメダルに届かなかった中村選手。「東京五輪が終わったときは悔しく、その時からパリが次の目標と思っていた」と話します。 その翌年、パリ五輪選考対象大会である2022年UCIアーバンサイクリング世界選手権で日本人初となる世界王者に輝き、この大会で日本は五輪出場枠を獲得していました。 OQSブダペスト大会をもって全ての選考大会が終わり、国内選考を経て、中村選手はその枠を使用する代表選手として選出されました。 「ここがゴールじゃない、今回こそいい結果を取って帰って来たい」と話す中村選手。 「BMXをみんなにやってもらいたい。自分が東京五輪で勝てれば知名度も上がったのではないかと、責任はちょっと感じている。自分の結果がそこにつながるので、BMXに恩返しできるのはそこです」と、日本のBMX界を背負い、パリ五輪へ挑みます。 コンコルド広場に設置される特設のパークはコースがまだ発表されていませんが「イメージはしている。今回も新技を出して、自分しかやってない技を決めたい」と語った中村選手。その技については「2つ考えている。バックフリップ系とヨコに回る技をひとつずつ」と明かしました。 7月30日に予選、7月31日に決勝が行われるBMXフリースタイル・パーク。残り1か月を切ったパリ五輪に向け「100%勝てる自信はまだないですけど、まだ3週間あるから、そこでどう100%に持って行くか。最後までやりきって新技決めて、いい走りして金メダル持って帰って来られたら」と意気込みを語りました。