故・エリザベス女王が世界中を驚かせた、最も記憶に残る「サプライズ」 BEST3
エリザベス女王が「一般人の結婚式」に出席
なんとエリザベス女王が、一般人の結婚式に出席!という驚きの事実。 2012年3月のお話で、あるひと組のカップルが、マンチェスターのタウンホールで市民婚を予定したのですが、式当日の4週間前、タウンホール側から、重要VIPと場所を共有することになったと連絡がきます。これにショックを受けるも、実はそのVIPがエリザベス女王であることを知ったカップルは、軽~い気持ちでバッキンガムパレス宛に、女王へのこんなお手紙を書いたそう。 「マンチェスターで素敵な時間をお過ごし下さい。(ダイヤモンド)ジュビリーでのご活躍をお祈りします。もしお時間があれば、お隣にお立ち寄り下さい。」 その後驚いたことに女王の侍従から返信。内容は、出席はできないけれど、招待のお礼と祝福の言葉が記されており、女王に読んでもらえたかも!とカップルは大喜び。 話はこれで終わったと、思いますよね、フツー。市民婚当日、式を挙げた後カップルはスタッフから少し待つよう指示。すると数分後に、女王がフィリップ殿下とご一緒に登場! というからビックリ。 新郎新婦の名前も覚えていらしたそうで、王室ファンの新郎は大感激。女王はカップルに、今の気持ちや祝福のお言葉を伝えられたそうで、フィリップ殿下に至ってはイタリアのどこにハネムーンに行くのか尋ねられたそうで、予めその後の行程などすらご存知だった模様。どうやら、女王サイドは、当初の予定を少し変え、カップルのお祝いにいけるようにされたそうなんです。まず返信がくることが嬉しいですよね、さらには同じ建物内を訪問とはいえ、わざわざ変更を加えてまで、お祝いにこられるなんて、奇跡のような出来事レベル。これも、ユーモアやサプライズ好きたる所以!として思えない、このご夫妻の行動。そして、なんて粋♡
映えある第1位! やはりこれしかないでしょう
2012年7月に開催されたロンドンオリンピックの開会式でのエリザベス女王の登場! そう、ボンドガールさながらの超クールな、ヘリから飛び降りてスタジアムに到着された女王です。。ご存知の方も多いでしょう、ジェームス・ボンド役のダニエル・クレイグがバッキンガムパレスにエリザベス女王をお迎えに。時間キッカリになると席を立ち、愛犬コーギー2匹とともにお庭へと移動。そこで愛犬は残し、颯爽と専用ヘリに乗り込まれた女王。ロンドンの名所各所を回りながら、開会式が行われる会場へと到着。そこまで見ていても、「まさか?!?!?!」の度合いが強すぎて、一体何が起こるのか分からない状態の中、ヘリのドアが開くと、エリザベス女王らしき女性が飛び降りた! もちろんパラシュートで。 「え、え、え、え?!?!?!?」(私の脳内はこうなりました笑)と思いきや、スタジアムにスポットライトが、エリザベス 女王がご入場! カッコ良すぎました、ハラハラ&ドキドキ、おもしろすぎました。 開催国の君主がボンドガール、英国の女王がヘリからスカイダイビング、そもそも女王が演技されるなんて! この企画をきいてパレス内では大盛り上がり、そして当の女王ご本人もやりたいと興味を示されたというから、これこそがすべて。スタジアムに姿を見せられ、スポットライトの下で直立不動の女王の、内心満足そうなドヤ顔(笑)も一生忘れません。世界中の度肝を抜き、圧倒的な存在感とユーモアのセンスを見せつけた、これ以上のサプライズがあるでしょうか? 今後もありうるのだろうか、と思うほどに、未だ人々の印象に強く残る英国エリザベス女王のベストサプライズパフォーマンスだと信じています。
MIZUHO NISHIGUCHI