遠州鉄道路線バスの運転手が小学生の児童に不適切な対応 児童は炎天下に2時間徒歩で帰宅 浜松市
浜松市に本社を置く遠州鉄道の路線バスで、運転手が男子児童に対し不適切な対応をしていたことがわかりました。 遠州鉄道によりますと、不適切な対応があったのは先月22日の正午前ごろで、浜松市中央区のバス停で小学校低学年の男子児童がバスから降りようとしたところ、ICカードの残高が不足していました。 これに対し、40代の男性運転手が強い口調で注意し、児童の顎に触れ顔をあげさせて、謝罪と両親への報告を求めたということです。 当日の浜松市の最高気温は37・7℃で、男子児童は乗り継ぎをする予定でしたが、徒歩でおよそ2時間かけ自宅に帰ったということです。 児童の家族から連絡があり、遠州鉄道は担当部署の責任者が家族らに謝罪したということです。 男性運転手は業務から外れ、自宅待機となっていて、会社の聞き取りに対し、「不適切な対応だった」と、反省の意を示しているということです。