Perfume、14年ぶりに劇映画出演 阿部寛主演『ショウタイムセブン』で主題歌も担当【本人コメント有】
主題歌は新曲『Human Factory-電造人間-』
3人組テクノポップユニット・Perfumeが、俳優・阿部寛が主演する映画『ショウタイムセブン』(松竹、アスミック・エース共同配給/2月7日公開)で主題歌を務めることが発表された。さらに、映画本編にもPerfumeとして出演することが明かされた。 【動画】Perfumeがまさかの映画出演! 阿部寛主演『ショウタイムセブン』の予告映像 主題歌に起用されるのは、Perfumeの新曲『Human Factory-電造人間-』。さらに、本人役として本映画に出演する。3人にとって、劇映画への出演は2011年に公開された『モテキ』以来、14年ぶりの出演となる。 主題歌への起用についてプロデューサーは「映画の最後の最後まで、目の前で、今起きていることとして、実際に体感して頂きたい、と考えると、エンディングに流れる主題歌は、本編とは切っても切り離せないものだと思います」「Perfumeさんに主題歌を担当頂けたことで単なるエンディングではなく、事件の結末のその先まで、私たちが生きる今を感じるエンターテインメントとして完成したと思っています」と明かす。 Perfumeは「普段のアーティスト活動では味わえないような感覚を味わうことができました。」と明かし、映画撮影の現場で、緊張感を楽しみながら撮影に挑んだとのこと。 今回主題歌に起用された『Human Factory-電造人間-』は、劇中で阿部演じる主人公・折本が自身の意思に反したところで大事件に巻き込まれていく姿と通ずる。楽曲の振付では、飼いならされた猫を「猫がネクタイを締める振付」で表現しているという。 主題歌について、「この映画はずっとスリリングですが、大事件が起きていても、自分と関係ない遠い所のことだと、のんきに過ごしてしまうのが人間なんだと思います。そんな、誰もが持つ感覚を私たちの主題歌で感じてほしいです。最後に流れるこの主題歌でお客さんの心がふぁ~っとほどけたらうれしい」と語った。 そして、「イタズラ電話かと思って掛かってきた電話から、大きな事件に巻き込まれ、リアルタイムで交渉していき、一言一句間違えられない中での緊張感がとても楽しみです! さらに犯人の狙いは何? どういうこと? と気になります」と本作のストーリーに期待を寄せ、「でも、阿部さんならきっとみんなを救ってくれる」と阿部への絶対的信頼でコメントを締めくくった。 同時に解禁となった主題歌入り最新映像は警告音が鳴り響く緊張感あるシーンから始まり、生放送中に爆弾テロ犯と交渉を続けるも徐々に極限状態に追い込まれる豪華キャストの姿、そして普段通りにパフォーマンスを披露するPerfumeも登場している。 さらに、Perfumeの3人が劇中で実際に着用した衣装の展示も決定した。埼玉・MOVIXさいたま(1月11日~21日)、広島・広島バルト11(1月25日~2月11日)、愛知・ミッドランドスクエア シネマ(2月14日~3月2日)の3か所で実施される。 本作は、韓国で大ヒットを記録した映画『テロ, ライブ』(キム・ビョンウ監督)を原作にした作品で、国民的報道番組『ショウタイム7』を降板させられ、抜け殻のように日々を送っていた元人気ニュースキャスター・折本眞之輔(阿部)が、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰を懸けた「独占生中継」を始めるに至ったが、スタジオ内にも爆弾が仕掛けられていると明かされ、すべての発言が生死を決めるという極限状態に追い込まれる展開を描く、リアルタイム型サスペンス・エンターテインメント。 国民的ニュース番組『ショウタイム7』の現メインキャスター・安積征哉役に竜星涼、事件に巻き込まれる新人アナウンサー・結城千晴役に生見愛瑠、折本の過去を知る報道記者・伊東さくら役に井川遥、かつて折本と共に『ショウタイム7』を人気番組へと押し上げたTV局プロデューサー・東海林剛史役を吉田鋼太郎が演じる。さらに、前原瑞樹、平原テツ、内山昂輝、安藤玉恵、平田満らが出演する。監督・脚本は、渡辺一貴氏。 コメント全文は下記の通り。 ◯Perfume 「主題歌を担当するだけでなく、出演もさせていただき、普段のアーティスト活動では味わえないような感覚を味わうことができました。この映画はずっとスリリングですが、大事件が起きていても、自分と関係ない遠い所のことだと、のんきに過ごしてしまうのが人間なんだと思います。そんな、誰もが持つ感覚を私たちの主題歌で感じてほしいです。最後に流れるこの主題歌でお客さんの心がふぁ~っとほどけたら嬉しいなと思っています。 映画のストーリーを聞いて、イタズラ電話かと思って掛かってきた電話から、大きな事件に巻き込まれ、リアルタイムで交渉していき、一言一句間違えられない中での緊張感がとても楽しみです! さらに犯人の狙いは何? どういうこと? と気になります。でも、阿部さんならきっとみんなを救ってくれると信じています!」 ◯井手陽子氏(プロデューサー) 「『ショウタイムセブン』は、スタジオに閉じ込められた極限状態の中で、ニュースキャスター折本と、見えない犯人との攻防を生放送する物語です。観客の皆さんには、映画館という密室空間に同じく閉じ込められて頂き、登場人物たちと同様、リアルタイムで進行する事件の一部始終を一緒に目撃して頂きたいと思っていました。映画の最後の最後まで、目の前で、今起きていることとして、実際に体感して頂きたい、と考えると、エンディングに流れる主題歌は、本編とは切っても切り離せないものだと思います。 何年も前になりますが、初めてPerfumeさんのライブを拝見したとき、ライブという表現では足りない、Perfumeの世界に惹き込まれる、ものすごいショウを見てしまった、と感じたことを今でも覚えています。楽曲からは、ポップさと強い刺激と共に、その時々の現代性をも感じてきました。『ショウタイムセブン』は、Perfumeさんに主題歌を担当頂けたことで単なるエンディングではなく、事件の結末のその先まで、私たちが生きる今を感じるエンタテインメントとして完成したと思っています」
ENCOUNT編集部